2012年2月22日水曜日

三浦レース、ずっこけインサイドレポート

ずっこけキャラな私はレース中にもさりげなく色々やってました。
そんな事をレポートします。

ハイドレーションはトレイルランニングを象徴する装備の一つです
水の入ったパックを専用のザックに入れて長いホースで適時水分補給出来るものです。

レースでは使っている人といない人では半々位でしょうか?
特に20㎞位のレースではボトルのみでハイドレは使わない人も多いようです
余談ですが、アメリカのトレイルレースではほぼ誰も使っていないのでびっくりですね
みんな手にボトルを持って走ってます。エイドの数や充実度が違うんでしょうね。

私は大好きなんですね、このハイドレーションが。
飲みたい時にチューチュー飲めるのって何か幸せ感があるんですよね。
出来る事なら常に身に付けていたいくらいです。
だってわざわざバックパックからボトルを取るなんてメンドーでしょ。

前回の三浦の試走では水を1.5ℓ入れていたのですが、朝比奈あたりで空になってしまいました。
そこでレースでは同じ1.5ℓ入れて、途中のエイドステーションでも水分補給をすれば丁度良いと考えました。

ハイドレーションは中身が見えないので突然空になるんですね。
レース中に不動橋の先で空になっちゃいました。
「えっ何で?」次のエイドの鷹取山へは約10㎞位あります
そんな飲んでないのに??のどは渇くし、頭は混乱するし,しょうがなく水分の多いジェルで代用しました。

理由は、水が漏れていたのです。
ザックの中がビショビショでした。その後の鷹取山でザックを開けたら水がジャーとか
こぼれて、えっ??何でと思ったけど思考回路が停止してたので思い至りませんでした.

自分の汗と勘違いして、おれってどんだけ汗っかきなのか!なんて考えてました。
おかげでレース後の着替えがビショビショで全滅でした。トホホ

メーカーのMSRさんの名誉の為に説明すると、メーカーには全く責任はありません。
私が以前、ハイドレーションを消毒しようと思い立って、やおら熱湯を注いだのでした
そしたら、バックが熱でビヨーンと伸びはじめたので慌てて水で冷やしたけど
後の祭りです。くっついちゃった部分をベリベリはがしたりしたため、その部分から
水漏れが起きちゃったんですね。
みなさんもハイドレパックに熱湯かけちゃダメですよ。

そんな感じで、冬のレースでなぜか下半身ビショビショで走っていた
ずっこけランナーの話でした。
気に入っていたので、修理して使います



レース装備を撮ったのですが、正確にはザックは写真のではなく
もうちょっと大きいのを使いました。
一番上の黒く四角いのはエクストリームタイピング用のキーボードです。
そんなよけいな物おいてきなさい!って感じですよね。




2012年2月21日火曜日

UTMF講習会にいってきたよ

三浦レースの次の日
UTMF対策講習会にいってきました。
UTMFとは今年5月に開催されるウルトラトレイルマウントフジの略称です。
富士山を一周する100マイル160㎞と90㎞のレースが開催されます

神田のさかいやスポーツさん主催で講師は日本のトップトレイルランナー
横山峰弘選手です。
講習会の内容は100マイルレースを無事に走る為に必要な準備や
トレーニング方法、身体のケア、装備についてと多岐に渡り
あっという間の2時間半でした。

講義を通して横山選手が強調していた事は、100マイルレースは準備やレース後のケアを
怠り出場すると今シーズンどころか数年治療を要するほどのダメージを負う可能性がある
というものでした。

横山選手は2007年のトレイルモンブランに出場し、膝などにひどいダメージを負ってしまったそうです。その後は同大会で入賞するなど世界的な活躍は知られているところです。
ご自身の体験をもとに参加者に、ただのエンデュランスレースではない厳しさを伝え
より安全に楽しんで欲しいという情熱をすごく感じました。

細かい内容は省略しますが、テーピングの方法や、補給についてなど最新の情報を
得る事が出来て有意義な講習会でした。

えっなんでそんな講習会にでているのか、ですか?
ちょっと恐ろしくてまだ言えません。
Facebookだとこんな感じでしょうか?
あなたの他430人が「やめとけ!」って言ってます。

テーピングの効果や注意点を実際に行いました

去年のトレイルモンブランに参加した際の装備です
ひとつひとつが軽量化と機能性を追求した物です



2012年2月18日土曜日

2012三浦半島縦断トレイルラン大会いってきたよ

へとへとだけど書いてます。
行ってきましたよ。三浦半島縦断トレイルラン大会に!
結果は完走しました。ホッとしてます。
数日前から柄にもなく、変にナーバスになっちゃって、ヤバい感じだったのです。
原因不明の腰痛が出て、出場辞退も考えました。
多分精神的なモノだったのでしょう。前日にはピタッと直りました。
直してくれたのは・・そう音楽です!
バイクのレース前にも聴いているスペシャルプレイリストを聴いてリセットしました。
音楽のチカラってすごいですね。
近々僕のノンセレブリティー?プレイリストをアップするので是非見てね。
ロシアの友達もよろしくです。
さあ、そんなかんじですっきりリセットして、楽しく完全燃焼してきました。
参加人数は900人位と聞きました。

主催はNPO野外活動推進事業団さんです。ゆるく、厳しく、楽しいレースを主催していて
私はその方針に激しく共感しています。次回はボランティアでお手伝いします。

レースはダメダメな展開になっちゃいました。実力不足を実感です。
ウェーブスタートで最終組となった為、ひたすら追う展開です。
半分くらいまではいい感じでペースを作れたのですが
足にちょっとトラブルが出て急ブレーキとなってしまいました。

こういうドMレースに出るってことはどっかに痛みがでるものです。
こんなちょっとしたトラブルで対処できないのはまだまだですね。

目標タイムは6時間でしたが結果7時間10分でした。
でも、素直に完走出来てうれしかったです。泣きそうになりました。
いつもサポートしてくれる家族に感謝です。
冬の7時間耐久レースでした。

グーグルマップはここ→2012三浦半島縦断トレイルレースコース

さあ、次の4月1日ハセツネ30kに向けて練習だ!

受付場所の三浦海岸マホロバ別館。この時はこんなでしたが
着替えて下に下りてみると


こんな状態になっててびっくり



スタート地点の三浦海岸



チェックポイントが12ヶ所設定されています。
このICチップでチェックします。

レースは50人一組のウェーブスタートです



一組目スタート!・・なんかゆるーい感じです。いつまでも見えてます。


前回の試走から知り合いになったナイキ氏とサロモン氏(仮名)
ナイキ氏は鎌倉トレイルレースで入賞した猛者です
いいスマイルのサロモン氏はもうすぐ第2子が誕生です

最終組スタート!

美しい海よ、行ってきます

あらっ渋滞

でもすぐ解消


三浦富士




余裕なくて、もう不動橋です。

さらにすっとんで、もう鷹取山です
この時は結構ヒザがキテて実は半泣きです


朝比奈切り通し

うれしかったー。今までで一番うれしいゴールでした


2012年2月5日日曜日

三浦半島縦断トレイルレース試走してきました

2月18日開催される三浦半島縦断トレイルレースの試走をしてきました。
今回はベテラントレイルランナーHさんから誘って頂き、奥さんと2人で参加しました。
合計20人の男女で楽しく行ってきました。
地図ログもiPhoneに予備バッテリーを繋いで全て記録出来ました。

グーグルマップはここ→三浦半島縦断トレイルレースコース

距離はログでは38㎞と出てますが他の人のログは殆ど47㎞とでてました。
なんで違うのかな?

三浦海岸の津久井浜を8時にスタート
ゴールの横浜港南区の南公園まで、制限時間9時間ペースでいく予定です。
リーダーのHさんはトレイルモンブラン!に出場されたり、国内のビックレースを
多く完走している、すごい人です。
ちょっとトレイルモンブランの話。正確にはウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)、フランス、イタリアに跨がるモンブランの周りを1周する距離160㎞!累積標高9,000m以上の途方も無いレースです。
ここをほぼ2日寝ないで走ります。ます。って私は走った事無いのにエラソーでした。
訂正します。走るそうです。
そんなスゴい人に山の走り方やペースなどレクチャーしてもらいました。

一緒に行ったその他の方たちも経験あるトレイルランナーがほとんどでした。
その中で唯一、ほぼ初心者がうちの奥さんです。
本人は言ってませんでしたが、彼女の体調がイマイチなのは知っていたので
途中の様子でリタイアも考えていました。
が結果は、キッチリ完走しました。ホントすごいぞ。

途中のペースはコースの確認をしながら比較的ゆっくりでした。
この縦断トレイルコースは無数の枝分かれがあり、全て覚えるのは不可能です。
ポイントとなる分岐には矢印マークがあることになっていますが、確実ではないので
最後は自分の野生のカンだけがたよりです。
当然私は記憶できるはずもなく、自分の野性を信じてレースに挑みます。

途中で、帰られる方もいる中で、うちの奥さんの頑張りに感動しました。
完走するために事前に決めていた事がありました。
前半はなるべく足を使わず(大腿筋やふくらはぎの筋力をなるべく使わず)
肩甲骨と体幹をエンジンに走る。登りでは前かがみにならず直立姿勢。
というものでした。リュックを背負ってるとどうしても上りで前かがみに
なりがちです。そのままにしてると必ず腰が痛くなったり、不調が出ます。

この2つは最後まで足と腰をもたす為に必要なことでした。彼女はキッチリ実践し、
ゴールまで残り10km位から、ペースアップした先頭集団7人の中にいるほどでした。
トレイルランナー誕生です。

三浦海岸駅 あれー誰も来ないなーと思ったら間違ってました。
この後すぐ津久井浜駅へ移動、あちゃー

集合に間に合ってストレッチ
    
          
スタート後少しビーチラン。レースでは2㎞走ります。




武山山頂付近


スタートした三浦海岸が見えます



消耗しないように大事に走ります




住宅街のすぐ脇をハイキングコースが通っています



万里の長城のように延々続くフェンス

住宅街に下りてきました


横浜横須賀道路を渡ります.このコースはほぼ横横沿いに進んでいます

大楠山山頂へのトレイル

大楠山山頂



まだまだ元気です

今度は横横の下を通ります

あぜ道のようですが、逗子市の公道です


乳頭山山頂


横須賀の港が見えます



前回の試走で分からなかったルートです。まさかこんなとこを通るなんて…


朝比奈切り通し

トップグループ

最後の追い込みもこんな感じでいっしょに走れました
このあとの10㎞はつらくて写真撮れませんでした

港南区 南公園ゴールです。
もう電池切れで近くのラーメン屋さんでラーメンとビールで乾杯!